私事ながら、ブログを開設して、この記事で100記事となりました。自分の中での記念記事です。
渋谷すばる脱退の衝撃から立ち直れず、気持ちのぶつけようがなくはじめたブログ。
自分の気持ちの整理のためにはもちろん、少しは楽しんでいただけているかと思って、日々、綴ってきました。
読んでくださってる方々には、日々、感謝です。
渋谷すばるの2015年
渋谷すばるの2015年は、事務所にいろんなことを用意してもらって前向いて進んだ年でした。
関ジャニ∞の看板しょってまっすぐ歩いた時間だったと…そう思っています。
映画主演とソロライブツアー発表
この情報が出たとき、
すばる君が映画!?!!!!!!
と、驚きと嬉しさとでいっぱいになりました。
狂喜乱舞とはこのこととばかりに騒ぎまくり(心の中でですが 笑)、ほんとに楽しみで仕方なかった!
そして、
ソロデビュー!?!!!!!!
ソロライブ!?!!!!!!
と、続いていって。
チケットがとれるのか!?????
という大きな不安も押し寄せてきました。
絶対行く!
というわけわからん決意もしたかな(笑)
もちろん、ソロになってほしいという気持ちは毛頭なく、ソロでも見れる、聴ける!ということが嬉しかったのですけれど。
違った一面というものですよね。
しかも才能のある一面ですから、絶対に見たいわけです。
映画の発表があってからの最初の衝撃は、やっぱり坊主頭 !!
ひえ~、ですよ。
それまでも、アイドルらしからぬ髪型でわざと無頓着にしていましたが、坊主…。そのあと、恐怖のバリカン時代に突入します。
もう、せっかく男前に生まれてきてるのに!と、憤慨してました。
アイドルという葛藤
すばる君には、やはり、アイドル闇の時代があったと思います。
ヒロトさんに傾倒していったのもそうですし。
まだ子供だった頃から、アイドル界が抱える闇をたくさん見てきて、絶対あんな大人にはならへん、絶対普通のままでいる、と心に決めていた人ですから。
「普通でいると思うことがもう普通ではないんだけど」
と、ちゃんとわかっていて、それでもそう思い続けた人です。
きっと、関ジャニ∞のメンバーや滝沢くんのような人が周りにいたからこそ、苦しみながらも、その中を渡り歩けていたんだと思います。
かっこいい自分をかっこよくするのが嫌な時代が確かにあって。
自分は人として自分なんだ!
と、叫んでいる気がしていました。
そしてそれが、
アーティスト渋谷すばるの魅力。
映画『味園ユニバース』
お芝居をしてくれる嬉しさ
長くやっていなかったお芝居なんですが、やはりすばるくんは楽しいとは思えていなかったようで、音楽以外のことも好きでやれたらどんなに楽だろうと(ジャニーズとして…かな?)、思うこともあったといいます。
だから、他のメンバーがお芝居も好きでとりくんでいても、その時間を音楽にかけていて。
関ジャニ∞のレコーディング自体、全てすばるくんが先にベースの歌をつくって(歌って)、それをもとに他のメンバーが歌っていたのですものね…
そんな彼が、歌が重要な役割を示すものとはいえ映画の主演をやってくれることがとても嬉しかったんです。
上映館が少なくて…
撮影の様子が少しずつわかり、公開日を指折り数えて待っていたのですが、上映館がまぁ少ない…(TT)
熊本では、公開日に上映館がないことが判明!
嵐だったらあり得ない!!
と、憤慨しました(`´)
ジャニーズが、主演を決めた上で製作している映画ですものね。
世間一般からしたら妥当な話です。
ジャニ映画とくくれないものになるはず!
絶対魅了できるはず!
と、信じていましたが。
しかしながら、映画というものはやはり内容しだいですので、すばる君の魅力も出て、映画としても良い作品になってほしい!
と、ハラハラでもありました。
そんなこんなで、
渋谷すばるソロライブ in Zepp Fukuokaにも無事参加でき(寒い寒い日でした)、映画の公開日を待ちました。
公開日2015年2月14日
待ちに待った公開日です。
私は一人、高速バスで福岡へ。
福岡でも、メイン映画館の別館での上映という扱いで、暗いエレベーターを登り降りしました。
その数日後には、家族を連れて車で佐賀へ(笑)
こちらは、ショッピングモールの中の普通のシネコンでちょっとほっとしました。
あとは、1ヶ月以上遅れての熊本での上映に足しげく通いました。
歌とその表現と
感想は、
すばる君の歌とその表現が素晴らしい!
それにつきます。
あちこちで話題になった、和田アキ子さんの「古い日記」
映画の中ですばるくんが歌っているのですが…
すばる君が歌い出した瞬間から周囲が ハッ とする空気がよくわかりました。
記憶をなくした人間が音に反応して歌った歌です。
あそこに全てが込められていた、すばる君の命が吹き込まれていた、そんな感じがしました。
あぁ、この人は、歌うために生まれてきたんだ、と、確かにそう感じました。
今、そんなことをいうと、歌だけに専念できて良かったね…って思ってない?と突っ込まれそうですが、そうではありません。
関ジャニ∞になれて良かったね、
関ジャニ∞もすばる君がいて良かったね、
そんな気持ちだったんです。
脱退してしまうこれから、どんな「渋谷すばる」を魅せてくれるのか。
まだまだ 不安≫楽しみ な私ですが、期待はしていきたいと思います。
誠実な演技
この映画は歌に魅了されますが、もちろん演技も引き込まれます。
エイトレンジャーがあったのでちょっと忘れがちですが、大変貴重な演技仕事だったんですよね。
監督との対談だったのか、すばる君が話したことだったのか、監督が話したことだったのかちょっと忘れてしまいましたが、ポチオ(すばる君の演じる役)って、ほんとはもう少し軽いキャラ(表面上は)だったらしいです。
でも、
あんな境遇の中で、何でそんなにニコニコできるのかがどうしてもわからない。
そうすばる君が監督に相談をして役作りをしたとのことだったと思います。
そうか、あのラスト前のくだりからすると、最初はもうちょっとコメディ路線が強かったのか…。
もしくは、もっと深い人間の表現や心の動きを、ニコニコしているポチオで哀しく表現したかったのかもしれない。
でも、すばる君の演じるポチオも人間として引き込まれる人物でした。
這いずり回って生きている、そう感じました。
その世界をつくりあげたすばる君は、やはり役者の才能もあるんだと素直に思えました。(もちろん監督さんあってこそです)
渋谷すばるのポチオは、自分が誠実に演じられるところを見つけて真正面から演じた人物。
やはり、主役のそんな気迫が、見る側には伝わってきます。
あのシーンの謎
これは映画を見た方にしかわからないので申し訳ないのですが…。
物語のラスト前、ポチオのやくざ仕事場面で騙されてポチオが取り囲まれるシーン、
そしてかすみが助けに来るシーン。
やくざの中から簡単にポチオを助け出す、そんなシーンがあるのですが、あれはずっと腑に落ちないし、謎のシーンだと思っていました。
あれって、
ポチオをステージに連れ戻すために、やくざにかすみが依頼したことだった!?
また記憶を無くさせようと頭をなぐった!?
ということで、あってます!?
なかなかそこにはたどり着きにくいストーリー展開でしたけれど…。
いや、それはない!?
もう、いまだに謎です。
海外でのお披露目
すばる君の演技は高評価で、海外でのお披露目もありました。
映画名は「LA LA LA at Rock Bottom」となってですが、映画祭にも出品されました。
カナダのファンタジア国際映画祭で最優秀主演男優賞ももらいました!
そして、
ロッテルダム映画祭では、上映後にライブをするという試みがなされました。
すばる君の歌ですから‼️
観客は総立ちだったとの報道、映像もありました。
「関ジャニ∞」のTシャツを大事に着ていたあの頃。
確かにその時間は存在していました。
「関ジャニ∞」と共に生きていく、そう決意していたはずのあの頃。
確かにその時間は存在したのです。
脱退への1歩になってしまったの?
そこで味わった音楽。
あのヨーロッパでのステージは、確実に「渋谷すばるのプロモーション」だったと思うんですけど…
事務所も、すばる君のやりたいことに配慮して、やってくれていたと思えるのですけれど…
この経験も、脱退への一歩へつながることになってしまったんでしょうか…
アイドルをやりながらでは達成できない何かが「渋谷すばる」の中に沸々と涌き出てきた、そういうことなんですよね…
2つのことをこなすほど心が器用ではない「渋谷すばる」ですから。
わかってはいます。
それはずっと、頭では理解できているのです。
こうやって、過去の∞ゴト、すばるゴトを振り返って、ひとつひとつ納得していくしかない。そう思います。
振り返ること、思い出すことは、楽しくもあります(*´-`)
101記事めからも、概ね楽しく進んでいきます!
味園ユニバース。
みたことがない方は、ぜひともご覧下さい!