映画「検察側の罪人」を観ました。
感想を少し。
ストーリーのネタバレはなしですが、ニュアンスは伝わっちゃうので、何の前情報もなく観たい方はここまでとしてくださった方がよいと思います(^^;
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シネマスクエア vol.103 [木村拓哉『検察側の罪人』] (HINODE MOOK 518)
- 作者: 日之出出版
- 出版社/メーカー: マガジンハウス/日之出出版
- 発売日: 2018/07/10
- メディア: ムック
さて、
映画を観るまでは、このタイトルの意味をあまり深く考えてはいなかったんですが…。
何というか…。
木村くんは(役名でなくてすみません💦)こんなにまで罪人なのね‼️という感想が一番です。
そして二宮くんも、次作があるとすれば真っ向正義では終わらなそうな、そんな危うさをはらんでいる人物。
たぶん次作は決まっているのだと思いますが…???
二つ目の重いエピソードも平行して展開していますから。
「ちょっと何の話なの?」
って、
はじめは邪魔になるくらいエピソードが入ってきます。
だからきっと第2弾があると思うのですけど…。
こればかりはわかりませんね。
そんなの何にも考えていないのなら、いらないエピソード、意味不明のエピソードが多すぎかも。
木村くん二宮くん二人の演技は、熱演の一言。
視ていていつのまにか引き込まれ、固唾をのんでおります。
特にニノの取り調べシーンは凄かった!
木村くんの怯えるあのシーンも…。
吉高さんも存在感が大きいです。
もちろん、松重さんも。
異常さをはらむ犯人役の方も。
私は視ていて、ある程度自分の想像を大きくしなければ心情がわからなくなっていくことが、ちょっと残念でした。
木村くんがあそこまで罪人になる心の上がり下がりの描写がなくて、坦々と罪人になりすぎじゃない⁉️と思ったりして(^^;
もちろん、実行の際はそれなりだったですけど、それより前に大きな葛藤があるはずじゃないのかなぁ…。
二宮くんの、木村くんに対する感情の複雑さも(役の話です!)、もっともっとあるんじゃないかなぁ。
憧れだった人物の変容にうちひしがれ、何より自分の信じる正義を持って腹をくくって対決する。
その心情になるまで、もっと感情入り乱れてグチャグチャだったはず…。
そう思えるのですけれど…。
それがもう少しわかる描写がほしかったです。
にしても、
映画は時間を感じずあっという間に終わっちゃいましたので、引き込まれたことは確かです。
そして、もし、次作があれば、必ず観に行きます‼️