内なる神を慈しむ

-ありのままに-

関ジャム完全燃SHOW 20190915 ~音楽の教科書に載せたいこの1曲~

 

関ジャニ∞の冠番組を視る…というだけなのに、まだまだ胸がドキドキしてしまう自分に気づいた今日だったんですが…

そこはもう、軽い暴露療法かな…

そんな私でも、すばるくん脱退後は視れない時間が続いたものです…一度ガツンと乗り越えたから今があるのでしょう。

きっと∞もそうかもしれない。

 

 

音楽の教科書に載せたいこの1曲

 

今回の関ジャムの内容は、音楽の教科書に載せたいものを、本間さんと清塚さんが独断で選んだというもの。その理由もなるほど!と頷けるものが多くて、音楽素人の私でもとても面白かったです。

よく知らない方が多いかな?という曲は公式と思われるYouTubeをリンクしていますので、聴いてみてくださいね。

 

JPOPで学ぶ日本古来より伝わる五七調

 

本間さんからのテーマひとつめです。

五・七調というのは、日本人が受け入れやすいリズムで自然に入ってくるものであるけれど、それは俳句や短歌など、1000年かけて日本人が築いてきた歴史であるから。

子供の頃から身近で、自然と五七の歌詞が多いそう。

 

教科書に載せたい1曲は…

 『残酷な天使のテーゼ 』

 

うわっ!意外!ですよね。

古典なの⁉️って思っちゃいました…

でも、ほんとずーっと五七調ですね😃

 

ざ、ん、こ、く、な

て、ん、し、の、テ、ー、ゼ

ま、ど、べ、か、ら、

や、が、て、と、び、だ、つ

 

独特なアニメの歌にも関わらず、聴きやすくて歌いやすくてカラオケの定番なのは、そういうことなんですね!

 

他にも、

やさしさに包まれたなら

ガッツだぜ

どんぐりころころ

 

そして出ました!関ジャニ∞の楽曲!

 『浪花いろは節』

 

ナ、ニ、ワ、と、も、あ、れ

わ、に、な、っ、て

こ、こ、ろ、う、き、う、き、

お、ど、り、ま、しょ

 

もともと河内節からきてるのだけども、ほんとにねっ!

関ジャニ∞の曲をよく出してくれるようになったこの頃…

∞の曲にもヒットの法則が練り込まれていることがよくわかるし、これまでホスト側としてあまり出されていなかったと思われるものが(私的見解です)、正当な理由で注目されるようになって嬉しい😊

 

「まさにエンヤコラセやもんな~」と呟くマルに、支配人はじめ、皆が「なにが?」と愛情込めてつっこんでいたのが微笑ましかったです。

マルちゃん、コメントに気を抜かないようにね!(笑)

 

この曲の和音(コード)を知ればヒット曲が作れる‼️

 

清塚さんからのテーマです。

既に教科書にのっている曲なんだけど、その教え方ではもったいないと思っている曲。

教え方を広げて載せるという1曲は…

クラシックの『カノン』

 


カノン ピアノ ヨハン・パッヘルベル (全音Ver.) Kanon piano (zen-on Ver.)

 

この曲で教えてほしいのは、売れるコードであるカノン進行。

リコーダーの演奏用として載っているが、せめて、和音を使える鍵盤ハーモニカにしてほしいと。

売れる曲をつくれるというとっかかりで、音楽への興味を広げてほしいというもの。

清塚さんが、音楽をはじめるきっかけなんて、 どうせモテたいからぐらいでしょ?問いかけて、そんなもんだねぇと答える本間さん。

自然は発言すぎて…(笑)

 

"C G Am Em F C F G"のカノン進行で、そこに、自分らしい歌詞と歌い方をつければ曲は売れる!とのこと。

誰でも名曲がつくれると、にこるんに無茶ぶりしてカッコよくしてましたが、「そうやってモテてきたんですか?」と言うにこるんが鋭くて(笑)

  

打ち込み音楽の原点から歴史を学ぼう

 

ここは本間さんからのテーマ。

音楽制作の99%が打ち込み作業をしているという今の時代で、ここを早く教えておかなくてはならないというもの。

 

そもそも打ち込みとは?

コンピューターに自動演奏としてうちこんで、いろんな音をキーボードひとつで多彩な音色に変え、それを録音できるということで進化してきた…ということ(でよかったかな…?)

例として、小室哲哉さんとかヒャダインさんとかの楽曲などがわかりやすい。

 

教科書に載せたいのは、その原点の、

 『RYDEEN』(Y.M.O)

 

youtu.be

 

打ち込みの電子音と生演奏の融合で、バンドスタイルでシンセサイザーを使ったのはY.M.Oが最初。

本間さんが見に行ったときに、無表情で演奏しているのに、お客さんがどんどん盛り上がっていくのに驚いたとのこと。

それぞれで楽しんでくださいよ!

という、音楽のスタイルができて、そこからダンスミュージックへと広がったらしいです。

 

音楽の発展は楽器の発展とつながっているので、新しいツールによって新しいものが生まれていくということを教えてもらいたいということなのかな。

今の子供たちには40年前のY.M.Oもクラシック!

それ聞いて、そうよね~と納得してしまいした。

 

打ち込みのことなど、教科書に載ってたらやってみたくなったと思うけどな~と、村上君が言ってましたけど、早くから関心持つ子は増えるでしょうね、ほんとに。

 

洋楽で英語のリズム感を学ぼう

 

これは清塚さんからのテーマ。

もともと、JPOP自体がアメリカで生まれたポップスからきたものであるんだけど、言葉がちがうからどうしてもねじれている。

英語のために生まれた音楽なのに日本語に当てはめているからリズム感が悪く感じる。

清塚理論では、

リズム感のよさ=アクセント

だとのこと。

 

ちゃんとしたアクセントを学ぶために載せたい1曲は、

 『SEPTEMBER』(earth、Wind&fire)

 


Earth, Wind & Fire - September (Official Music Video)

 

英語の持つリズムがよくあらわれている曲です。

実は、英語は、音楽になる前からリズムがあるのだそうで。

アクセント、試験にも出ますよね~

 

日本語を覚えたての外国人の口調、思い描けます?

サバンナ高橋さんが上手に表現してましたが、なるほど~と腑に落ちました。

 

日本語はアクセントがないのが特徴だから、どうしても日本語に直すとリズム感が悪くなってしまうのだそう。

でも、日本語でも上手く使えている曲が!

 『名もなき詩』(Mr.Children)

 

あ、そうか、あのミスチルの日本語無理やり感は、そういうことだったんだ! なるほど!

 

歌で伝える時代背景

 

ここも清塚さん。

 

音楽の歴史=人類の歴史

ギターで弾き語り=メッセージ性

なので、音楽の中で人類の歴史や、今の時代に必要なメッセージを伝えていこうということをテーマにしています。

 

そもそも、吟遊詩人というのは、読み書きできない人に音楽にのせてニュースを伝えていたという方々だったのだとか。

 

時代や社会へのメッセージがふくまれた曲紹介は3曲

1.風に吹かれて (ボブ・ディラン) ’63

    背景:黒人公民権運動

2.真実がほしい(ジョンレノン ) ’71

 ベトナム戦争下の体制批判

 3.15の夜 (尾崎豊) ’83

     大人、社会への反発

今、こんなメッセージを歌うことができない世の中になっているという恐怖が、少し心によぎりました。

にこるんが言ってましたが、政治的な発言をするとつるし上げられてしまう世の中…ある意味恐怖です。

もちろん、ジョン・レノンはその思想を貫いて殺されてしまうということになったわけですけれども、人類の闇以外の何者でもないかと。

 

清塚さんも、何かそんなメッセージを発したかったのかなと…思わないでもありません。

 

そして、教科書に載せたい1曲は、

 『君はロックを聴かない』(あいみょん)

 


あいみょん - 君はロックを聴かない 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

まさに今のSNS時代をあらわしているということだったかな?

この曲には、音楽への愛情もこもっているかもしれませんね。

その時代の弾き語りナンバーワンを載せていってほしいと。

 

音楽で学ぶ大人の情念

 

最後はちょっと教科書としては異端ですけど、人間には必要なものかもしれないと思った本間さんのテーマ。

 

音楽の教科書=人生の教科書

小学生の本間さんが、大人の世界ってなんだろう?大人って深いと感じた曲だったそう。

 

その1曲は、

 『よこはま・たそがれ』(五木ひろし)

 

前半は名詞を羅列しただけの歌詞、形容詞もない、助詞は"の"だけ

想像力をかきたてられる + 想像力が養われる と、表現されておりました。

 

小学校5年生の音楽教科書に、袋とじとして載せるのがちょうどよいという落ちになっておりましたけどもね(笑)

 

まとめ 

 

こういう教え方されたらもっと音楽好きになってたんだろうな…

こんなのやったらいいと思う…

と、雛壇からも感想が出ておりました。

確かに、小学校のうちにこれだけのことを教えていたら、素晴らしいクリエーターが生まれるだろう…と。

 

教育って、原点は、今を生きるために学ぶものであるはずなのだから、こういう提案って本当に大切。

どの教科にしても、国を豊かにするためにも素晴らしいクリエーターを生み出すことが大事なわけですから。

納得!納得!と思いながらずっとみていた私です。

まぁ、しかし、

こんなのを教えられる先生いないでしょ⁉️

と思いながらもみてました(笑)

 

 

ジャムセッション

 

そしとジャムセッションは、

『夏の終わりのハーモニー』

清塚さんチョイスなんですが、音楽は楽しむということが一番であって、この曲で夏の終わりというものを感じる、ただそれだけでいいと選んだそうです。

 

大倉くん、丸山くんのツインボーカル!(楽器もたず!)

横山くんのトランペット。

そして、キーボードが本間さん、ピアノが清塚さんと豪華すぎるメンバーにバンドの助っ人がついてのセッション。

うん、素敵でしたね✨

「関ジャニのハーモニーは素敵だなぁ」

そう言ってくださった清塚さんに、苦難にある関ジャニ∞への愛情がとても感じられて、泣けちゃいました😢

 

メインボーカル二人が抜けて、ヤスのボーカルに磨きがかかって、そしてこの二人にも磨きをかける、これからまた進歩していく関ジャニ∞を、どうかよろしくお願いします!